指導方針・理念

楽しみながら運動する

幼児期に出会うスポーツは、全てのカリキュラムが新鮮に映ります。しかしスポーツは、慣れない動きを伴う難しいものであり、それを乗り越えて初めて感動と達成感で満たされるという特別な体験ができるものでもあります。それは指導員にとっても同様で、毎年子供たちと同じ感動と達成感を味わっています。子供たちには、初めて出会った体操や水泳に対して、まずは好きになってもらい、前向きな姿勢で挑戦してもらえることが指導員の願いです。そのためには、指導員も子供たちと一緒に挑戦し、一緒にふざけたりして飽きないように工夫し、さらに信頼関係もしっかり築きながら楽しく上達できるように努めています。

指導員がそれぞれの個性を発揮する

指導員にもそれぞれに個性があり、特徴があります。子供たちにはいろいろな人に触れあってもらい、いろいろな指導を体験してほしいため、指導員は子供たちが目指すべき目標について共通認識しているものの、そこへ向かうプロセスやアプローチは個々の指導法による魅力的なレッスンで進めていきます。

「考える」を学ばせる

子供たちにとって、「できる」「できない」が目標ではなく、「それができるようになるためにどうやって練習したのか」、ということが重要だと考えます。そのために、練習の仕方を一方的に強制するのではなく、自分なりの方法やプロセスを見つけるように指導しています。子供たちは指導員が勧める方法に疑問があれば、自分なりのやり方を提示してもよいし、その方法で違っていたらまた考える、というふうに自ら考える癖をつけさせています。小学校に上がったら、先生が一対一で見てくれることがないため、そのなかで自らが考えることができれば、大きな力になると思います。そのように成長することを目指して、指導員は一から十まで全部教えることはせず、子供たちに考える余地を与えるように努めています。